なんというか、人に良い所だけを見せる癖がある。
誤解がないように書いておくが、ありもしない嘘をついて大きく見せるという意味ではない。
「悪い部分を見せないようにする」という意味だ。
そして自分のミスは隠そうとしてしまう。
こういう時に自分の非を認め、正直に話し、キッチリと対処し補えば、より信用される事があるのだと思う。
男として、自分の過ちを正々堂々と受け入れる姿は、逆に格好良かったりするのかもしれない。
頭では解っている。
でも、とっさにごまかしに入ってしまうのだ。
これはもう病気だと思う。
当然、こういう自分の性格が好きなわけがない。
でも、責任を回避しようとする情けない人間なのだ。
なぜ、こうなってしまったのか?
オイラの人生は全てがこれ。
学校、仕事、恋愛、結婚、いままでの人生全てがこのパターンだ。
よく、これまで生きてこられたものだと思う。
おそらく、オイラのまわりにはオイラを悪く思っている人は少ないと思う。
人間関係においても、ごまかし続けてきたからだ。
だから、いろいろな人が助けてくれたこともあった。
自力で何かを解決した事なんて無いのではないだろうか?
そして、今も窮地に立っている。
責任回避癖がある人間が個人事業をしているのだから、うまくいくはずがない。
いや、とくに大きな迷惑をかけたわけではない。
仕事上のミスといっても、ごまかせる範囲だ。
いや、これが問題なのだ。
ごまかせる範囲だからごまかす。
そうしているうちに、仕事に対する姿勢が逃げ腰になっている。
個人事業なのに新しい仕事が入ってくる事を怖がっているのだ。
本当に危険な状態だと思う。