借金は格好悪いに決まっている

ウソをつくのはいけない。

知人から借金をしようとする時、どういう態度で挑むか?

「もう切羽詰っている」と助けを請う形で借りるのか、それとも、「返す当てもあるし、今ちょっとだけ助けて欲しい」とお願いするのか、それとも大風呂敷を広げて、「かなり儲かる仕事のために必要だ」と言ってしまうか?

最後のは、ほとんど詐欺だ。

この場合、どんな風に言おうと、切羽詰っているのはバレバレなんだろうと思う。
だから、変に見栄を張らずに、お願いしたほうがいいような気がする。

そりゃ、そんな切羽詰った奴に貸してくれるか?という心配もあるが、余裕のあるフリをしてバレバレのほうが、みっともない。

オイラは今まで何人かに借金をした。

最初は余裕のあるふりをしてお願いしてみた。
でも「無理するなよ、返すのはいつでもいいからな」と言われ、落ち込んだ。

どういう風に交渉しようかと考えて、もっともらしいストーリーを考えた事もある。
でも、相手はほとんど聞いていなかった。

お金を借りに来る奴は、生活にも苦しいのが相場なのだ。
中には起業するからという前向きな借金もあるのだろう。
それでも、よそで借りれないから来たのであって、余裕があるはずもない。

借金をお願いするのに、格好良いも悪いもない。
いや、全部格好悪い。

だから毎回、「これを最後にしよう」と誓う。
でも、最後にならない。
今月も誰かにお願いしようと思っている。
今日、明日の間には、まとまった支払をしないといけない。
今回も、これを最後にしようと思っている。

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