嘘をつくと後々苦しくなる。
隠し事も同じ。
借金の話を誰彼なくする必要は無い。
しかし、家族、特に結婚しているなら妻や夫に隠している場合は常にびくびくしなければならない。
家に督促など郵便物が届くと慌てて隠す。
ごまかすために、また嘘をつく。
嘘に嘘を重ねたあげくにばれたら、もっと悲惨な状態になってしまう。
オイラも隠して隠し続けている。
こんな事なら最初から言っておいた方が良かった。
いっその事、ばれてしまった方が楽なのでは?と思うこともある。
なによりも問題なのは、自分に嘘はつけないということかもしれない。
これは借金に限ったことではない。
ダメなことだと分かりつつ、その場をごまかすために嘘をつく。
嘘はつかないまでも、責められそうなことは隠して話す。
そんなことを続けているうちに、自分はごまかしばかりの弱い人間だと自分が気付く。
気付いてしまったら、表でいかに良い顔ばかりしていても、自分の心はどんどん弱くなっていく。
自己嫌悪ばかりになり、いつまで経っても自信が持てない。
自分に自信を持つためには、自分しか知らなくても、誰も見ていなくても、“ごまかし”をしてはいけない。
そして、自信を持ち、ごまかすことが無くなれば、もっと楽に生きられるような気がする。
これからは、ごまかさず堂々と生きていけるようにしたい。
ただ、今までついた嘘をカミングアウトすることはできない。
やはり、ごまかし続けなければならないのか・・・。